仙台ユナイテットクリニックでは、AGA治療を行っておりプロペシア(フィナステリド)やザガーロ(デュタステリド)はもちろんのこと発毛効果の高いミノキシジルなども処方しております。ミノキシジルを有効成分とした薬には外用薬と内服薬の2種類があります。外用薬としては日本でも有名な「リアップx5」が、海外では「ロゲイン」があります。仙台ユナイテッドクリニックでは5%、15%のミノキシジルローション、2.5mg錠、5mg錠、10mg錠のミノキシジルタブレット錠を処方しております。
ミノキシジルタブレットとは
ミノキシジルは高血圧症薬として実際に処方されていた薬です。後にミノキシジルタブレットを服用されていた方の体毛が濃くなったことから脱毛症に対する治療薬としての研究が開始されました。その後、研究開発され、
ミノキシジルタブレットの効果と副作用
ミノキシジルタブレットの作用機序と効果
ミノキシジルには血管を拡張させる作用があり、それによって毛乳頭細胞や毛母細胞が活性化され発毛を促進することができます。内服薬と外用薬では内服薬の方が効果が高いと言われていて、リアップなどの外用薬では頭皮に満遍なく行き渡らせることが難しいのですが、内服薬の場合血管を通して直接働きかけることができるので外用薬と比べてムラがでにくいのが特徴です。
ミノキシジルタブレットの副作用
先に述べたようにミノキシジルは元々高血圧症の治療薬として開発された降圧薬なので副作用もそれに関係する症状です。但し降圧薬として40mgを投与していましたが、AGA治療には2~10mg程度しか投与しませんので、過度な心配は不要です。主なものに多毛症や血圧の低下、血液量が増加することに伴う手足の浮腫(むくみ)などがあります。その他にも性欲減退やニキビ、頭痛、吐き気、不整脈、目眩などの症状が確認されています。また、アルコールなどを過剰に摂取してしまうと血圧が下がりすぎてしまい気分が悪くなったりすることもあるので気を付けましょう。
ミノキシジルタブレットの飲み方
AGA治療薬としてのミノキシジルタブレットの服用方法は、一日一回か二回まで、あらかじめ決めておいた同じ時間に水で服用して下さい。基本的には一日5mgを服用していただき、それでは効果が薄いと感じられた方は10mgまで増量する事ができます。毎回同じ時間に服用しないと薬の効果が一定に保たれなくなってしまうので結果的に効率が悪くなってしまいます。用量が多ければ効果が高いというわけでは無く、副作用も強く出る可能性もあるのでAGA治療を開始し始める時には医師と相談して自分に合った適切な用量から治療を始める事をおすすめします。
AGA治療薬との併用
ミノキシジルはフィナステリドなどの他のAGA治療薬と併用するとさらに効果が期待できます。ザガーロ(デュタステリド)とプロペシア(フィナステリド)の2つです。この2つの薬剤はミノキシジルと作用機序が違います。ザガーロ、プロペシアはAGAの原因であるDHT(ジヒドロテストステロン)の産生を抑制することでAGAを予防、改善します。
このDHTによって髪の毛が細く弱い髪の毛になってしまいますが、ミノキシジルでいくら発毛を促してもDHT(ジヒドロテストステロン)の対策をしていないとせっかく生やした髪の毛が抜け落ちてしまうのです。そのためザガーロ、プロペシアでヘアサイクルを整えたうえでミノキシジルでしっかり発毛をしていくというのがAGA治療においてとても大切です。
初期脱毛
フィナステリドやミノキシジルなどのAGA治療薬を服用し始めてから2週間~6週間程たった頃に抜け毛が増え始めたと感じる場合があります。これは「初期脱毛」と呼ばれるものでAGA治療を開始された方にたまに見られる症状です。AGAで乱れていたヘアサイクルが治療薬の効果で正常に戻り一時的に退行期になったことで起こる症状です。これは治療の効果が出てきているということなので抜け毛が増えたからといって心配になり服用を途中で止めないようにしてく下さい。初期脱毛は服用している全ての方に起こるというわけではないので特に心配をする必要はありません。