EDには器質性ED・心因性ED・薬剤性EDと混合性EDとがあります。病院でED薬を求め来院される方の中で、最も多い原因が心因性EDではないでしょうか。心因性EDとはどんなEDなのか、心因性EDを改善させたり克服するための治療はどうしたらよいのでしょうか。仙台ユナイテッドクリニックでは心因性EDにも効果の高いED治療薬・補助薬も各種取り扱いしております。
心因性EDとは
心因性EDとは身体的・機能的に問題はなくても精神的な問題などから引き起こされるEDの事を言います。血管や神経に問題がある器質性EDや、心の問題と体の問題両方が組み合わされた混合型EDの場合もあります。
心因性EDは自律神経の働きと関係があります。普段私達は日中活動する際には交感神経が優位に働き体温や脈拍や血圧が上がります。反対に休息の際には副交感神経が優位に働き体温や脈拍や血圧は下がります。日中仕事などに集中していたり、緊張感が漂う場面において勃起が起きないのは交換神経が優位に働いているためです。一方リラックスしている場面では副交感神経が優位に働いており勃起しやすい状態です。しかし、緊張が起こっていたりプレッシャーやストレスがかかるなど精神的に何らかの問題が生じ勃起すべき時に交感神経が優位に働いてしまうと、勃起が阻害されてしまいます。このように精神的な問題が原因のものを心因性EDと呼びます。30～40代に多く見られますが、20代でも行為の失敗や不安やコンプレックスなどから心因性EDに陥る方も多く居ますし、原因なども様々なので年齢に関係なく大勢の方がお悩みになっています。
心因性EDの例
「妻だけED」という単語を聞いた事があるでしょうか。これは読んで字の如く、自慰もしくは妻とは別の相手なら性行為は可能であるが、妻が相手となるとうまく勃起できない、行為できないというものです。これは長く一緒に居て妻との性行為に新鮮味を感じられなくなり、興味が落ちてしまったり、子供が生まれ、妻としてより、子供の母親や家族としか見れなくなってしまった事による性的興奮の減退、子作りへのプレッシャーなど様々な理由に起因します。これも精神的なものであり、心因性EDの1つです。
この場合まずは1人での勃起の状態はどうなのか、朝立ちはどうかなどから器質性EDなのか心因性EDを判断し、そこから原因は仕事の疲れなのか、夫婦間の問題なのか、久しぶりに妻と肌を交わすので緊張しているのかなどの原因を特定し解決します。ムードを変えてみたりお互い話し合ってみたりも良いでしょう。それでも心理的な問題は解決しづらいこともあり、その場合補助薬で精力増強に向けて体質改善をしてみたりED薬を利用してみるのも効果的です。
心因性EDは器質性などに比べ改善の見込みがある反面、その原因が特定しにくい、心理面の問題も大きいため本来の調子を戻すのに大きな苦労がかかる場合も多いです。
心因性EDの改善をするには
心因性EDは機能的にEDに陥っている訳ではありません。（機能は問題ないので、心因性EDの方は特にED治療薬の効果が期待できます。）それ以前にそもそも原因が何に起因しているのか特定できない方も多いです。行為での失敗や不安からトラウマになってしまった、などピンポイントで原因に思い当たる場合もあれば、表面上生活や仕事などに問題がないので心因性EDの自覚なく「最近勃起の調子が悪い」という方も多いです。
心因性EDは精神的な問題から性欲が減退してしまうことが多いので、服用したからと性欲が向上するあるいは服用しただけで勃起するということは有りませんがED薬や精神安定剤や補助薬の服用が効果的に作用し改善の第一歩目の補助として大いに役に立つでしょう。ED薬などでしっかりと勃起をさせる、あるいは精神安定剤などでリラックスして行為を行うことで緊張や不安を払拭し問題が解決するにつれEDの問題も改善していく方も多くいます。
人には様々なコンプレックスやトラウマ、疲れやプレッシャーなどで性欲の減退に陥ります。ちょっとした気分転換や少し日がたてば回復する方もいますが、自分でも何が問題か分からない、または問題の解決方法が見つからないということもありますしプライベートな内容でなかなか人に相談できない方もいます。精神的な問題なので、とても真面目な方やメンタル的にあまりタフでない方も多く見受けられます。そんな時は少し気を抜いてちょっとした遊び心からでも良いと思いますので、ED薬などを試して元の状態、目指したい状態を再確認してみては如何でしょうか。ED自体も今では認知度も上がり一般的な単語になりましたがそれでも人に言い辛い、女性に聞かれると恥ずかしいという方は、今では医師もスタッフも全員男性の仙台ユナイテッドクリニックにお気軽にご相談下さい。
