仙台ユナイテッドクリニックでは、AGA治療を行っています。2015年にプロペシアの特許権が満了し、2020年、ザガーロの特許権が満了を迎えたため、全てのAGA治療薬のジェネリック医薬品が販売（処方）されるようになりました。仙台ユナイテッドクリニックでは、全てのAGA治療薬のジェネリック医薬品を処方しています。
ジェネリックについて
ジェネリックという言葉はテレビCMの効果もあってか、かなり一般的になってきました。新しく作ったお薬には、お薬を作るために必要な莫大な費用を回収するために、特許権というのが認められています。簡単にいうと、しばらくは同じお薬を製造販売できませんよ、ということです。しかし特許権にも期限があるので、期限が切れた後は同じ成分・同じ効果でお薬を作ることができます。これがジェネリックです。
もちろん同じものを作るだけでは、本当に効果があるかどうかは分かったものではありませんので、もともとのお薬である先発薬と同等の品質や生物学的同等性が確保されていることを証明するため、試験を行いその資料を公的機関（日本の場合は厚生労働省）に届け認可してもらわなければなりません。
この承認の結果、安心してジェネリックを使うことができますが、特筆すべきはその価格です。先に述べたように、お薬の開発には莫大な費用がかかりますが、ジェネリックは先発薬の開発に比べ費用は抑えられるので、その分販売価格も安くなるのです。ちなみにジェネリックのお薬の名前は、成分名となることが多いです（例：シルデナフィル錠VIキッセイ（成分：シルデナフィル）など）。
・ジェネリックは先発薬と同じ成分と効果。
・開発費用が抑えられるので、価格が安くなる。
AGA内服薬の種類とジェネリック
プロペシア錠1mg（Propecia 成分：フィナステリド Finasteride）は、2015年にジェネリック医薬品の処方が開始されました。名前は『フィナステリド錠1mg』です。薬の成分や効果ももちろん同じです。また海外では以前から多くの国でフィナステリド錠が使われており、フィンペシアという有名なフィナステリド錠もあります。
また『ザガーロカプセル0.5mg』（Zagallo 成分：デュタステリド Dutasteride）ですが、2016年に処方が開始されました。ザガーロはAGA治療薬としては新しいのですが、元々前立腺肥大症薬アボルブとして日本や世界中で販売されていましたので、成分としては古いものでした。そのため2020年にはザガーロのジェネリックが日本国内でも処方できるようになりました。デュタステリドZA「トーワ」、デュタステリドZA「サワイ」等があります。
・プロペシアとフィナステリド錠は同じ成分。日本はもとより海外でも広く使われている。
・ザガーロとアボルブは成分が全く一緒。日本でも2020年からザガーロジェネリックの処方開始。
AGA治療の特徴・効能・効果
AGA治療は、上記のような内服薬を服用しますが、効果が出るまでは6ケ月程時間がかかります。これは、AGAを発生させる5αリダクターゼという酵素によって乱された髪の成長サイクルが、すぐには正常化しないからです。お薬というと、飲んだらすぐに効果が出る、治るというイメージを持っている方が多いですが、残念ながらAGA治療のお薬にはこれは当てはまりません。
・AGA治療は長期服用が必要
・AGA治療の効果判定は6ケ月後。こつこつ毎日服用。
AGA治療でジェネリックが人気の理由
AGA治療の効果が出るのは6ケ月後ということは理解していただけたと思いますが、ここで現実的なことを考えてみます。6ケ月という継続治療をするということは、費用もそれなりにかかってくるということです。経済的なことを考えると、費用は安いに越したことはありません。そこで注目してほしいのが、ジェネリックです。
ジェネリックは先述のように、販売価格が抑えられています。しかも成分や効果は同じで、きちんとした試験を行い、認可もされているので安心安全です。ということで、継続的な服用が必要な症状には、経済的負担を抑える為にも、ジェネリックが積極的に選択されています。選択例としては、生活習慣病である糖尿病や高血圧症などです。
AGA治療に対しても、ジェネリックを選択される方が増えています。人気や評判の理由はやはり経済的負担が抑えられるということです。継続的な治療というAGA治療の特徴から、今までは経済的な理由が原因でAGA治療を諦める方もいらっしゃいました。しかし現在では、経済的な負担を減らしつつも、しっかりAGA治療ができることになったのです。
・AGA治療の経済的負担も、処方価格購入費用の安いジェネリックなら抑えられる！
